さくほの場合は。

ほどよい田舎佐久穂町。暮らしの楽しみかた。

スターター

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昼間日差しが強かったからか、集落のおばあちゃんに「今日はあったかいね」と言われ、フリーズした私。

 

私の車は、敷地内の小屋の横に置いているのですが、朝は必ず小屋に面していない面は雪の結晶でびっしりです。

やはりガレージに入れることの重要性を感じます。

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この結晶をきれい、と思えるのはいつまでかしら。

 

エンジンをかけてから、窓の氷が溶けて発進できるまで、5分くらいはかかります。でも、朝忙しい時の5分は惜しいですよね。

 

そこで、登場するのが「スターター」。

車から離れていても、スタートボタンを押すと、遠隔でエンジンがかかる優れものです。

 

①前日に車を降りるとき、車のエアコンをフロントガラス側に向けて、最大のパワーにしておく

②朝の支度のあいだに「ピッ」と押します。5分くらいでエンジンはきれてしまうので、出かける5分くらい前がおすすめ。

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③家を出たらすぐに出発!

 

これ1つで、さむーい朝に、さむーい車内で氷が溶けるのを待つストレスから解放されます。

こちらにきて、寒いことが人体にとってストレスであるという基本的なことに気がつきます。

 

スターター、ない車種もあるのかな?

特に遮るものがなければ、50メートルくらい先もエンジンが付きますので、信州初心者にはおすすめです。

おや

水曜日にみたことのないマークが

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どんな意味があるのでしょうね。

今日は長野市に行っていましたが、雪の少ないことが強みの佐久地域とは異なり、長野市は雪が舞っていました。

いよいよ、本来の冬らしい寒さがやってきたようです。

 

先日は、外水道の「水抜き」をオーナーにしてもらいました。

そう、水道管の中に水が入っていると、恐ろしいことになるので、「水を抜く」のです。

 

その、恐ろしいこととは、、、

水道管に入った水が凍る

→水が氷になると体積が増える

→氷が水道管を圧迫する

→連結部分等の部品が破損

→水道管破裂!

去年、私はこれでバスルームから水が吹き出しました。幸い、建築家のオーナーがすぐに駆けつけて元栓を閉めてくれたので、水道代高額請求だけは免れましたが、部品の交換に数万円はかかりました。

 

なので「水が残っている=凍る=破裂=損害」ということを学習し、とにかく水抜き!と肝に命じています。

 

外水道は冬場は使うことはないため、春先まで水抜きをしたまま。

毎日使うような水道には、凍結防止帯という、電気で水道管を温める装置がついているため、一晩で凍りつくようなことはありません。

我がシェアハウスは10年ほど前に水回りはすべて新しくなっていますので、その点は恵まれています。

凍結防止帯は水道管という管すべてに巡らせてあり、防止帯だけで電気代が一万円くらい高くなると聞いたこともありますが、こればかりは生活必需品です。

 

寒いからこそ、野沢菜が美味しくなるし、葉物野菜は旨味を増すし、星が綺麗だし。いままで、本来の寒さは姿を潜めていたので、なんだかこの寒さもあり難いような気持ちになります。

 

 

ディープなまち歩き

空き家の調査でてくてくと歩いておりましたら、どこかからかお味噌の香りがふと鼻をかすめました。春先に仕込んだ味噌を開ける時期のようです。(味噌トークはまたの機会に。)

 

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この下海瀬という地区は、地味ながらも、なんだか歩くのが楽しいエリアです。

佐久穂町は、佐久町と八千穂村が2005年に合併した町なのですが、下海瀬までが佐久町だった場所。

 

佐久穂町を南北に貫く千曲川と並行して、国道141号が走っていますが、千曲川を挟んで反対側にある、県道2号線川上佐久線沿いの集落です。

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火の見櫓があり、商店があり、タバコ屋の名残りがあり、、、かつて、集落の中心だったのかなと思うような場所。

 

今では、買い物をするというと、役場のある高野町付近の国道沿いにスーパー2軒があり、そこで済ませる場合がほとんどだと思います。あとはお隣の佐久市

さらには、高野町には、コンビニ2軒、銀行、ガソリンスタンド3軒、飲食店などが集中しているため「まちの中心は?」と聞かれると「高野町」と答えることが多いのですが、こうして旧道沿いの集落を歩いていると、少し前の時代の人通りが目に見えるようです。

 

佐久穂町で暮らしているお年寄りと話をすると、「え?あの店ってやってるの?」(←失礼)と思うようなひっそりとしたお店をひいきにしてたりして、簡単に高野町が中心だよ!といってしまうことを反省します。それぞれの集落に、それぞれの中心があったのでしょう。

 

ふと何かを感じてわき道をみやると、300mくらい先に、鳥居とのぼりを立てるポールが見えます。

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なんだか不自然に見えたので近づいてみると

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この神社と集落の間には、道路(バイパス)が敷設され、なおかつJR小海線が走っているのですが、小海線の線路のガードレールも、交差するバイパスへ集落から入る階段さえも、神社の参道のように開かれています。

 

気を邪魔しないということなのでしょうか。

しかし、こんな渡ってくれと言わんばかりの線路に、この看板とは。f:id:sakuhodekurasu:20181205211052j:image

 

時代の変化にともなってまちの姿は変わるけれど、古くからのまちなみにある利便性や経済効率だけでない風景にハッとさせられます。

 

 

 

 

味わい深い

最近の毎朝の楽しみ、干し柿

窓の外の山を見ながらかみしめる佐久穂の恵み。

 

実は、野沢菜漬けに乾燥させた皮を使うとのことで、できた副産物です。

ある朝、おっちゃんに呼ばれていくと、脚立をひょいひょいと上って柿をほいほいとるおっちゃん。その数250個。

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「柿をむくのは、薪ストーブに当たりながらに限る」とのことで、夜7時におっちゃんちに集合してむきむき。

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は、早い。手馴れています。

こんなにたんまりと柿の皮がむけました。

 

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photo by さくほのまさこ

剥いた実は、ビニールひもで結わえて、20個ずつの連にしていきます。

 

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photo by さくほのまさこ

柿を干すのは、日当たりが良く、雨の当たらない場所、かつ、毎日揉んでおいしくするために手の届く場所という条件があります。

一般的にはベランダの屋根の下に干したりしていますが、yamaniにはベランダがありません。かろうじて、南向きの二階の窓を空けたところにわずかなスペースがあり、その上の屋根から針金を通すぞ!とやってきたおっちゃん。

 

またまた、ひょいひょいと脚立に上り、さささっと物干し竿を通してくれました。この手際のよさには、いつも感動。

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photo by さくほのまさこ

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photo by さくほのまさこ

 

毎日、とはいかなかったですが3日に一回くらい揉み、3週間たったのがこちら。

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噛めば噛むほど味が出るタイプのハードな干し柿になりました。

 

同じ日から、おっちゃんちで干したものはこちら。

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ちょっとピンぼけ

とろとろ~♡


何でしょうこの差は。同じ集落で、日当たりも気温も変わらないというのに。

しかも奥様は一度も揉んでないときた。いまだに不思議。

 

これだけてまひまかけて作るものだとは、またひとつ勉強になりました。

 

去年は、佐久穂でいただた干し柿を父にお土産で渡したら、美味しいパウンドケーキになって送られてきました。今年は、yamaniの干し柿と、ドライプルーンと、その辺のクルミでパウンドでもしようかな。

 

 

ネットは万能じゃない

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ここのところ暖かい佐久穂町です。

こうやって、スマホで気温を調べている人は、佐久穂ではあまり見かけません。住んでる場所の標高が、佐久穂町としての基準地点(役場付近)と異なるからかもしれません。〇〇が凍ったから昨日はマイナスだったね、とか、自然から感じとっているようです。

 

先日、ある講演会に行った際に、面白い話を聞きました。

何かあるとすべてネット検索をする人の割合は、東京だけが異常に高く、それ以外の地域では能動的にネットで情報を検索する人はかなり少数派だという事実。

 

東京に生活していれば、スマートフォンのない生活など考えられません。

スマホを家に忘れてでかけることなど想像ができませんでした。

出先での連絡も、電車の乗り換えも、そして休みの日は美術館の開館時間も、映画館の上映時間も、すべてスマホを片手に自分の動きを決める、そんなことが普通でした。スマートフォンがあれば、電車にも乗れて、買い物もできる。

 

しかし、佐久穂町にきて、アナログが強いなあと思うのです。

例えば、八千穂駅前のレストランに集まっていて、さあそろそろお開きかというとき。私だったら迷いなくスマホを開いて時刻表を調べますが、佐久穂のひとは歩いて駅舎まで時間を見に行くんですね。代行やタクシーを呼ぶときは、自分で検索せず、お店の人にお願いするんです。ネットの地図を見ていっても、なぜかその場所につかないので、知ってる人に連れて行ってもらうんです。

 

こないだ驚いたのは、同じ集落の70代の人に「同じ集落の〇〇さんちの電話教えて」といったら、すらすらと番号を言ったこと!すごい!私は実家と祖父母と自分の電話の3つしか、諳んじて言えないというのに。

もうね、今まで眠っていた脳みそのパーツをフル稼働です。

 

いままでだったら、100%口コミサイトで調べていたレストラン情報も、全てリアルな口コミで決めるようになりました。なぜなら、〇〇ログでみても、評価している人の総数がそもそも低すぎて参考にならないから。

 

人とのコミュニケーションが、早さも正確さも、ネットに勝る世界。

 

集落の方から沢山大根をもらい、年季の入った紙のレシピを見せてもらったので、写真を撮りました。たまにはスマホも活躍してもらわないとね。

 

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冬仕様

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今年は暖冬らしいです。笑

 

昨日は、野沢菜漬けを集落の方に教えていただいたのですが、「今年は漬物樽がしみて(凍って)ないからまだだめだ。こんなこと初めてだ」というおばあちゃんもいて、なんだかこの地域の寒さに恐怖を感じます。

 

さて、冬に向けて車のタイヤを交換してきました。

まだ直進しかできなかった一年前、11月中にはタイヤを履き替えなさいという周囲のアドバイスにより、スタッドレスタイヤを購入しました。

 

そもそも、何を基準に選んだらいいのかわからず、とりあえず近くの緑のタイヤセンターに行きました。

ダンロップだ、YOKOHAMAだ、氷上性能だなんだといわれ、情報が多すぎて選べずに帰宅。

その後、「タイヤなんて消耗品だから、国産にこだわってすり減るまで高いタイヤを使うよりも、〇〇で十分」という弟のアドバイスのもと、購入&履き替えに成功しました。

 

冬タイヤはタイヤを買ったお店で替えてもらい、冬が過ぎて5月。そもそも、タイヤだけを替えるのはどこでやってくれるのかわからず、周りに聞くと「ディーラーか、自分で(!)」とのこと。どちらの選択肢もないため、検索してみたところ、ガソリンスタンドでできるという情報が。

佐久穂町内には、4軒のガソリンスタンドがありますが、普段使用している役場のそばのガソリンスタンドにいくとこんなものが貼ってありました。f:id:sakuhodekurasu:20181123210509j:image

 

履き替えは、タイヤ一本で500円。四輪2000円で安いし、スタンドの人がたいへん親切だったので、今回もそこ同じガソリンスタンドへ。

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15分で終わりました。

 

待合室に高齢夫婦が、スタッフに「おい、うちの灯油満タンにしてくれや〜」というと、「はーいどちらですか?」「穴原だよ」「わかりました」というやりとりが聞こえました。

 

ぱっと、聞いた時は会話の意味がわからなかったのですが、以前書いた、家にある灯油タンクを満タンにしてくれという話だと気がつきました。1年前だったら呪文に聞こえた言葉も、ようやく理解できるまでになりました。

 

凍らないウォッシャー液もいれて、車は冬への備えは万全です。

 

 

 

運転していると

なかなか、青信号にならない交差点があります。

 

うーん、田舎だからのんびりなのかなあ。

と思っていると、

後ろの車に乗っているおじさんが、ひょいと車を降りて、歩行者用のボタンを押しました。

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すると、歩行者用信号が点滅し、やがて目の前の信号機も青に。

 

これ、どういうことかというと、交通量の多い信号と交差している、「小さめ」な交差点でよく見かける仕組み。小さな道から車が走っていくと、停止線の上にあるセンサーが車を感知し、交差する信号が赤になり、こちら側が青になる仕組み。幹線道路はスムーズに流しておきたいので、なるほど合理的な仕組みだなあと感心します。

 

ところがですね、私はどうやら停止位置が手前すぎるのか、車が小さいから、なぜか、多くの場合センサーが反応しないのです。

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したがって、

あれ?赤信号長いなあ→

あ、センサーか!→

センサーが反応するまで色々車の位置を変えてみる→

ようやく青信号に

てな感じです。

たまに後ろの人にクラクションを鳴らされ、気がつく時も。

 

いつも緊張していれば、信号の手前で、センサー信号だと気がつくことができるのですが。

 

皆さま、田舎道では停止の前に上を見よ、ですよ。