さくほの場合は。

ほどよい田舎佐久穂町。移住のリアル。

ブログの案内板

このブログは、佐久穂町で暮らす様子をただ漫然と記しています。なので、移住したい、観光したい、という目的をもって訪れた方には大変使いにくいものかと思います。そんな方のために案内板をたてました。

 

以下のようにカテゴリ分けしていますので、以下をご参考にカテゴリを選んでご覧ください。

①移住のための便利手帖

生活スタイルのこと、光熱費のこと、カルチャーショックのこと、よくある質問など。佐久穂町にくる前に知っておいたほうがいいことや、知っておいて欲しいことを書いています。https://sakuhodekurasu.hatenablog.com/archive/category/%E7%A7%BB%E4%BD%8F%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E4%BE%BF%E5%88%A9%E6%89%8B%E5%B8%96

②さくほのお出かけ

佐久穂町および近隣のお出かけ情報、町ブラ情報。佐久穂町に来たいけど、どこに行ったらいい?近場のおすすめは?という方に。

https://sakuhodekurasu.hatenablog.com/archive/category/%E3%81%95%E3%81%8F%E3%81%BB%E3%81%AE%E3%81%8A%E5%87%BA%E3%81%8B%E3%81%91

③寒さの心得

寒冷地である佐久穂町の寒さを乗り切るためのハウツー。失敗する前に読んで欲しい。

 https://sakuhodekurasu.hatenablog.com/archive/category/%E5%AF%92%E3%81%95%E3%81%AE%E5%BF%83%E5%BE%97

④協力隊の仕事

移住セミナーや移住者の佐久穂ごはん会など告知モノがメインです。

 https://sakuhodekurasu.hatenablog.com/archive/category/%E5%8D%94%E5%8A%9B%E9%9A%8A%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B

その他は以下。

 

・集落の人との触れ合いについて「大日向での暮らし」

https://sakuhodekurasu.hatenablog.com/archive/category/%E5%A4%A7%E6%97%A5%E5%90%91%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97

・一番記事が多く、もはやメインの「さくほの食」

・家庭菜園初心者と集落の人でつくる「さくほの畑」

・「このブログについて」

目的に合わせておつかいください。

野沢菜漬け

暖かい日が続き、勘違いしたのか桜が咲いていました。

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10月18日にはこんな繁っていた場所
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すっかり葉が散り、山の形が見通せるようになりました。

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この三連休は、あちこちで野沢菜を漬ける様子が目に入りました。この時期、霜に何度か当たって柔らかくなった野沢菜をつけるのが例年ですが、ここのところ暖かかったのでなんだか気候がおかしいね、と皆さん口々に。

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私は知り合いの方の野沢菜を収穫させていただき、ザバザバと洗い、漬け込みました。3%の塩、干し柿にした柿の皮、りんごの皮、唐辛子。

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重石をしっかりのせて、翌朝みて、水が上がって(野沢菜から水分が出て)いれば、重石を徐々に減らします。水はひたひたに保ちつつ、重石を長い間のせすぎてもぺちゃんこになってしまうので、塩梅が大切。

興味のある方は、直売所や「まるひで」などに聞いてみると野沢菜を手に入れることができるかと思います!

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たくさんいただいた大根は10日ほど干して沢庵に。去年大日向のご夫婦から教わったレシピで。沢庵は砂糖をたくさん使うので最初はちょっと引きますが、美味しくて市販のものは食べられなくなりますよ。沢庵も野沢菜も、実家への年末年始のお土産です。早く帰りたいですね〜

 

漬物シリーズついでに、7月につけた梅漬けは、こんな感じでカリカリと美味しく出来上がりました。

https://sakuhodekurasu.hatenablog.com/entry/2020/08/02/192804

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秋は冬に備えて仕込む時期。だんだんと漬物のかめや樽が増えていきます。

家探しと地域

なんだか、数日は暖かい佐久穂町

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今週の小春日和からの11月末から本格的な冬になるのかな。スタッドレスタイヤへの移行時期、11月23日の祝日までには替えなさいと、初めての冬に教わりました。こちらの↓風呂の水は抜くな!の記事もご覧あれ〜

風呂の水は抜くな - さくほの場合は。

 寒さ攻略WSのまとめ↓

https://www.town.sakuho.nagano.jp/iju/news/2019/11/21/2019sakuho_samuOL_web.pdf

協力隊卒業まで4か月半ほどとなり、最近は、卒業後の生活を整える時間が増えています。移住される方の多くが直面する「仕事」と「家」のことに、例外なく私も直面。仕事は、協力隊の期間でできた関係の中で、必要としていただいているところで組み合わせていく感じですが、家探しは難航中。外から来た方が住みたいのに空き家がない佐久穂町、すぐに住める空き家がないことは周知の事実ではありますが。

 

そしてここにきて気が付いたのですが、自分でも驚くほど大日向への愛着があるみたいなんです。それが家探しをするうえでネックになりつつあります。大日向は人口10000人の佐久穂町から考えると、人口500~600人ほどのごく一部のエリアです。他にもいい場所は沢山あるだろうし、どこも似たようなもんじゃないかと思われると思いますが、「大日向を離れる」かもと思ったとき、猛烈な寂しさに襲われました。ひとりで暮らしていても寂しさを感じないのは、車で手を振りあう人がたくさんできたり、漬物を教えてくれるおばあちゃんがいたり、あの人元気にしてるかなあと顔を出すご夫婦がいたりするから。散歩しててももはや不審がられないし。これまで「協力隊だから人と関わらなくては」と自分にプレッシャーをかけて人と関わっていた部分もあるのですが、そうして築いてきた関係が、意外にも一番大切になっていたみたいです。また他の地域に引っ越したとして、協力隊というプレッシャーがない中で、大日向と同じように安心で居心地の良い関係をつくれる自信がないですね。

 

これから移住される方や、佐久穂町に家を探している方にとっては、贅沢なぼやきでした。

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紅葉もまもなく終わり。色のない、長い冬がやってきます。

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この時期になると、朝、日陰に置いてある車のフロントガラスが白く、溶かして出発するまでにやや時間を要します。また、お風呂や洗面所に置いてあるオイル系のもののうち、凝固点が高いものが固まり始めました。真冬になると(家によっては)キッチンにあるオリーブオイルなんかも固まるかも(ピュアなものは凍らない説もありますが)。知人は、真冬はシャンプーが固まって出なくなることがあると話してました。

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田舎の秋の手仕事といえば、栗の次は柿です。この辺りは標高が高く、甘い柿はなりませんので、全て渋柿なのです。寒くなり、霜が降りるようになると柿の葉が散るのですが、その前に収穫します。毎年のことなので、勝手に持っていっていいよ、と持ち主のおじさん。通りかかったご夫婦が軽トラの荷台を貸してくれて、たくさん収穫しました。

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いまはこんな感じの柿すだれをあちこちで見ることができますね。

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剥いた皮は必ず干して取っておいて、野沢菜漬けに入れますよ。あとは林檎の皮も干して取っておきます。すでに寒くて気が滅入りそうですが、こうして手を動かす楽しみを作りつつ、冬の訪れを迎え入れる準備をしています。

家探しにはまず標高を調べよう

大日向、今朝は冷えました。なかなか更新できず。皆さまお元気でしょうか。

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朝は3度で霜。しかし昼間の太陽の下では暑いくらい。

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紅葉真っ盛りです

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最近は、協力隊としての任期があと半年に迫り、この町に定着すべく、なんとなく家探しをしています。家探しで、意外と気がつかないけれど寒冷地や田舎では大事だなと思うことがあるので書き出してみました。設備面のスペック(なによりも寒さ対策となる断熱、ペアガラス)は不動産を見るときにわかりそうですが、それ以外の視点で私が気にすることを。これから家探しをする人はご参考に。

 

①標高

日当たりに気を取られて意外と見落としがちなのはこちら!長野県民は自分の住んでいる標高をみんな知っているらしい?今の家は826m。一番標高が低そうな町役場やスーパーマーケットのあたりは744m。100m変わると0.6℃違うので、1300mの八千穂高原別荘地となると役場と3.3℃も違うんです。関東平野では標高を気にして住むことはありませんが、佐久穂の場合は町内でそれだけの差があることに注目してみてください。

 

②山の影をチェック(日当たりの盲点)

山あいだと、冬場は2時間しか日が当たらない!なんて聞きます。山が近い集落に住む場合は、時間帯や季節を変えて見学に行くべしです。特に日照時間の短い冬場。夏は快適でも、冬は味噌汁が凍るかも!

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光と影

③川沿い

小さい頃、凧上げ🪁をしに、江戸川の河原にいっていました。河原は風ピューピュー。今の家の目の前は抜井川ですが、山あいの谷間の川にそって集落があるため、日々風を感じます。また、昨年の台風災害の経験があるため、川からの距離は気になります。

 

④家は小さいに限る!

広い家は草むしりや掃除などが手間ですし、なにより部屋を温めるのに必要以上のエネルギーが必要です。石油のヒーターがキッチン、廊下、トイレ、脱衣所と各部屋にあるなんていったら、灯油代だけで10万円近くになります。佐久穂町の空き家は6LDKくらいがスタンダード。首都圏から見学に来ると「わーひろーい!」となりますが、正直そんな広さはいらんですよ。喧嘩しながらでも家族がきゅっと集う家がよし。

 

⑤ぽつんと一軒家はおすすめしない

テレビで流行って?いるらしいですね、ぽつんと一軒家。悠々自適で良さそうに見えますが、私個人では避けたいなと思っています。

•ゴミ出しや回覧板のたびに車を使わないといけない。ゴミ出しは週数回、回覧板は月2回。

•有害鳥獣(熊、鹿、サル、鳥)のリスクが高まる
•ご近所さんからの差し入れ野菜がこない(笑)など関係が希薄に

•万が一のことがあっても気がついてもらえない(孤独死や火災)

•家までの道路の草刈りなど、もしかしたら負担があるかも?家の敷地のことだけでなく、周辺の環境整備も田舎ではついてくる
以上の点から、集落の中に住んだ方が安心だと思います。集落から見える範囲なら全然問題はないかと。

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⑥水路があるか(畑をやる場合)

夏野菜でもなんでも、芽が出たり、苗を植えたら、水やりをする必要が出てきます。(佐久の方言で水やりは「水くれ」といいます。)そんなときに畑の近くに水路がない=自宅の水道から水やりとなると、お金もかかりますし、水道から畑まで水を入れて運ぶのはなかなかの手間です。そこまで大事でもないですが、水路があればポイント高いという感じです。

 

私の家を選ぶポイントで、佐久穂町ならではの視点は、こんなところでしょうか。家自体のスペックが第一に大切ですが、それと同じくらい、立地や環境の確認は必要になってきます。私だけでなく、家のご相談いただいている方にとっても、いい家が見つけられるように頑張らねばと思う日々です。

台風と秋の色

稲刈りの終わった大日向。台風が近づいていて、目の前の抜井川の様子を気にしながらの週末でした。10月12日で昨年の台風19号の災害から一年です。あちこちで通行止めがあり、復旧工事もまだまだ道半ば。

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あの災害から学ぶべきことがたくさんありました。個人として、家族として、消防団や区の組織として、役場として、それぞれの立場や組織の中でやそれぞれ変化したこともあることでしょう。いや、そうあって欲しい。「運良く誰も犠牲が出なかった」というのではなく「あの災害から学んで備えることができた」といえるように。

 

10/12は仕事帰りに須田農園の紅玉の収穫を一瞬お手伝い。

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うっとりするほどきれいな深紅。首都圏で暮らしていたので、紅玉=柔らかいリンゴ=加工用と思っていたけれど、佐久穂町に来て新鮮な紅玉を食べてびっくり。シャキシャキしていて生食が美味しいです。

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先週の山栗に続いて、大きな大きな丹波栗。お世話になっているかたに栗ご飯、栗の渋皮煮などたんまり仕込み、いい休日になりました。

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茶色、山吹色、橙色、深紅、ワインレッド。栗を拾うとか、散歩をして紅葉を楽しむとか、そんな余裕のなかった昨年を思うと、大日向の豊かな秋を心から満喫できることに一層感謝の思いです。

栗ごはん、栗拾い、栗むき

先日、須田農園のプルーンを実家に送ったら、お礼に父から栗三昧の便り。

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栗ご飯 

渋皮煮

栗の茶巾風(栗100%)

美味しいなあ、としみじみ。きっと地元の市場で買って、むいてくれた栗。

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同時に、「栗もらって」と知人から採りたてをいただきました。栗料理は食べたことはあれど、実は栗を調理したことがなかった私。Google検索して、鬼皮を剥き始めて愕然としました。めちゃくちゃ大変ですね。鬼皮の下の渋皮をさらにむかねばならんという。父の栗料理がますますありがたく。

そしてそこに山栗拾いにおいで〜とジーからTEL。

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山栗は、よく売っている栗に比べるとかなりサイズは小さめ。

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大きいのでも直径2cmくらい。50個以上ジーと拾って、隙間時間や夜な夜な剥いて(剥くので計2時間)人生初の渋皮煮(1時間)。なんという達成感。

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小さくて火が通りやすいので、こまかくなってしまいましたが、栗ご飯は、普通の栗よりも甘味があって美味しい。

 

それにしても、剥くとかなりの確率で、栗虫がいます。幼虫です。とても怖いです。いかに売られている栗が薬をかけて育てられているか、想像してしまいました。(もちろん今回のは無農薬のほったらかしの山栗)。

買えば高価な栗ですが、田舎では拾われない栗の木の方が多そうなので、栗拾いしてみてください。

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大日向の空き家情報

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佐久穂町の空き家バンクに2件売買の物件が追加です。

https://www.town.sakuho.nagano.jp/iju/live/akiya/index.html

ひとつは大日向の入り口にある大池沢という地区の物件。とても綺麗な家で憧れる方の多い薪ストーブ付きです。

佐久市の高畑商会さんが取り扱っています

https://www.takahata-shoukai.com/bukken-smp/?Category=22&Style=Detail&SNo=376200

大日向小の関係の方には、大日向の家を探している方が多いので、こちらにお知らせ。早めに見学申し込んでみてくださいね。空き家バンクでも、佐久市の高畑商会さんに直接連絡でも大丈夫です。

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今日10月1日は中秋の名月。私の協力隊終了まであと半年です。あと半年、ひとりでも多くの人がより良く生きられるように、田舎で暮らすお手伝いさせていただきたいと思っております。

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私の押し。シナノドルチェ(品種)

 

10/1は私が初めて佐久穂町に来た日でもあります。事前の恩師との話で、なんとなく近々この町に体験移住することは決めていて(来たこともないのに)、その日は八千穂駅前でお祭りがあって小海線にゆられてきたのでした。みんな私がひとりでこの町に来たことを不思議がるけれど、とにかくあの当時は思考停止状態で、提案に流されてみるしかなかったのですよ。10月なのにあまりに朝が寒くて、秋葉屋のキッチンで紅茶を入れたのを思い出します。あれから3年。これからもこの町で暮らしますが、きっとこの寒さは好きになれないだろうなあ。

https://akibaya.org