さくほの場合は。

ほどよい田舎佐久穂町。暮らしの楽しみかた。

雑草という名の草はない

誰の言葉でしたっけ?

 

ところで、みなさん、家の周りに、雑草って生えてますか?

 

もちろん、マンションにお住まいの方は生えてないですよね。

 

私の実家は一戸建てでしたが、周りはコンクリートで固められているので雑草が気になることはありませんでした。直近で住んでいた西荻窪の賃貸も、敷地内の緑はすべて管理してくれている人がいましたし、自分の家の前の草を気にすることなど、まずありませんでした。

 

ところが先週、区長さんにこそっといわれたんです

「茜さん、家の雑草が生えっぱなしだって、言っている人がいるよ」と。

まあ、抜いてないんで、1mくらいの草が生えるのは当然です。

むしろ気にしたこともなかった。

 

ところが、こちらの方々。まあ雑草を気にする気にする。

井戸端会議していても「もう草が生えちゃって嫌だよ」なんていうし、ちょっと痴呆になっているおばあさまも集落にいるのですが、いつもその方、家の前の草を抜いています。うちに差し入れを持ってきてくれておばあさまが、うちの庭の草を勝手に抜いていたり。ああ、どうもすんません、みたいな。

 

農業をしている方々は、作物の間に草が生えるのを嫌がるのはわかるんです。私も、大豆の苗の間や、キャンディミント、バジルの間なんかは丁寧に抜いています。栄養が雑草に取られてしまうから。特に下仁田ネギは「ねぎに雑草を生やすな」という、急逝した集落の長老の遺言もあり、マメに雑草を抜いています。

 

でも、でもですよ。家敷地内の雑草をきれいにしろというのはやっぱりよくわからないんです。誰にも迷惑かけていないいし、草ぼうぼうで見た目が悪くなるのは、住んでいる人の印象が悪くなるだけだし云々。一応、誠意を見せるため?オーナーに道路にはみ出している部分だけきれいににしてもらいましたが。

 

雑草がはていたらみっともない、というのはどういう文化なのでしょうね。

 

しかし、5月から9月くらいまでは、草刈りをしてもしてもすぐ伸びてきます。

畑は作らないけど、草刈りするだけ毎週末がつぶれるなんていう、集落の方も多いです。すごいことに、この辺の人は雑草の名前が大体わかるんですよ。ちなみに今の時期の大敵は、「オオゼキ」「ゴンベエ」。

 

雑草にも四季があります。